暗示 自己暗示 潜在意識

自己暗示の特質:自己暗示:開運金華

自己暗示はある考えが潜在意識に受容されないかぎりは、決して現実にはなりません。:自己暗示の特質:自己暗示:開運金華

自己暗示の特質

自己暗示はある考えが潜在意識に受容されないかぎりは、決して現実にはなりません。

自己暗示を用いて、潜在意識を誘導するには、自己暗示と潜在意識の関係を理解する必要があります。

潜在意識は、記憶の集積所で、ごく幼い頃から、いますごしたばかりの一時間にいたる印象の一切が、想像を絶する精密さで記録されています。

潜在意識は、また力の貯蔵庫でもあり、それは、本能的な感情の位置するところで、この感情こそ、我々の生命を躍動させる力となります。

そして潜在意識は、肉体機能を統御する働きをしています。
消化、吸収、血液循環、肺、心臓、腎臓、その他のあらゆる器官の働きが、潜在意識の作用で調節されているからです。

さらに、潜在意識は私達が眠っている間も正確に働いていて、むしろ意識が目覚めているときよりも活発に働いているといえます。
潜在意識に睡眠はないということです。

私達が意識する一切のものが潜在意識の中で準備されているように、意識する一切の考えは潜在意識に降りていき、一構成要素となって、潜在意識のエネルギーを用いながら、精神的、肉体的状態を監視したり、決定したりする役割を果たすのです。
それが健全なものであれば、良いのですが、病的なものであれば、困ったことになります。

このように、ある考えを潜在意識の構成要素に変形させてしまうことが、自己暗示といえます。
そして、これはごく普通の精神活動なのです。

肉体や精神に現れる全ての変化は、潜在意識に生じている考えと一致すのです。
それ以外のものは無いといわれています。

自己暗示によってある考えを潜在意識に与えても、それが潜在意識に受容されないかぎりは、決して現実にはならないということは重要なポイントです。

自己暗示や意識に入ってくる考えは、潜在意識によって受容れられたら必ず現実に変わり、今後の生活の中で永続的な要素となります。

健康、歓喜、美徳、能率についての考えを、意識一杯に満たして、潜在意識が問題なくそれを受容れるならば、その考えは現実となって、私達は本当に幸福な人生を送るようになるでしょう。

そして、潜在意識に考えを受容れさせるための方法が必要になるのです。

要約すると、自己暗示の課程は、
1)考えを受容れる。
2)その考えを現実に変える。

という二つの段階からなっている。

そしてこの二つの作用を行うのは潜在意識なのです。
その考えが、本人の心から出たものか、外部から提示されたものかは問題ではありません。

本質的には、どんな暗示(他者暗示・催眠)も自己暗示なのです。

これは、エミール・クーエの自己暗示に基づいた説明です。

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